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寒くなると歯がしみる!? 知覚過敏の原因と対処法について
2025年10月27日
朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。
最近、「冷たい風に当たると歯がキーンとしみる」「冷たい飲み物がしみる」と感じる方はいませんか?
それは、もしかすると“知覚過敏”のサインかもしれません。 知覚過敏とは、歯の表面を守っている「エナメル質」がすり減ったり、歯ぐきが下がって「象牙質(ぞうげしつ)」という部分が露出することで、刺激が神経に伝わりやすくなる状態のことです。
冷たい風や水、歯みがきのときのブラシの刺激などで「キーン」と痛みを感じるのが特徴です。
寒くなると、外気の冷たさが歯に直接当たったり、温かいものと冷たいものの温度差が大きくなるため、刺激を感じやすくなります。
また、冬は乾燥しやすく、口の中が乾くことで唾液の保護作用が弱まり、知覚過敏が悪化することもあります。
この知覚過敏の原因としては
・強い力での歯みがき(エナメル質を削ってしまう)
・歯ぎしり・食いしばり
・酸の多い食べ物や飲み物(炭酸、レモン、ワインなど)
・加齢や歯周病による歯ぐきの後退
等が挙げられます。
この対処法・予防法としては
自宅でできるケア
・やわらかめの歯ブラシを使う
・知覚過敏用の歯みがき粉を試してみる
・力を入れすぎず、やさしく磨く
歯科でのケア
・知覚過敏を抑える薬剤の塗布
・歯の表面のコーティング
・原因が歯ぎしりの場合はマウスピースの作製
もし知覚過敏の症状が続くようであれば早めの受診をオススメします。







